どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、独学のアウトプット。現在は情報セキュリティの勉強中。

「問題を解いた印」をマルにするか、バツにするか?

 

河合薫氏の提唱する独学法「穴あけ勉強法」を試しています。

 

考える力を鍛える「穴あけ」勉強法: 難関資格・東大大学院も一発合格できた!

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今のところ、いい感じです。

この勉強法自体のレビューもいずれやりたいところですが、先に派生的な話を。

 

最初はバツ印をつけていた

この勉強法では、自分でノートに問題を作り、解いていきます。

問題を解く際、僕は今まで、解けなかった問題にバツ印をつけていました。

つまり「この問題は前に間違えたよ」とわかるようにしておくのです。

 

フラストレーション…

しかし、難しい箇所になると、解けなかった問題が大量に出て来ます。

たくさんの「バツ印」が並んでいるのを見ると、どうしてもフラストレーションが溜まってしまいます。

そして、自然と問題集ノートに手が伸びにくくなっていくのでした。バツ印を見たくないからです。

 

マルをつけることにした

そこで、方法を逆にし、解けた問題にマルをつけていくことにしました。

結果から言うと、こちらの方がモチベーションを維持しやすいことがわかりました。

バツを見るより、マルを見ている方が気持ちいいからです。単純ですが、効果的でした。

 

モチベーション維持のために

たしかに、苦手な場所を発見し、それを重点的に覚えることは必要です。

しかし、その理念を重んじるあまり、勉強自体から遠ざかってしまうのでは意味がありません。

「バツがついてるからもう一度やらなきゃ……」より、「マルをつけたいからやらなきゃ!」と思う方が、つらい勉強にも前向きに取り組めるはずです。

 

まとめ〜継続のための工夫〜

「バツか、マルか」なんて、はっきり言って細かいことです。「そんなこと、どうでもいい」という人もいるでしょう。

しかし、塵も積もれば山となります。

1日単位では細かな違いだとしても、年単位で見れば大きな差になっていくと思っています。

 

独学は、強制力があるものではないので、「継続できるかどうか」が肝になってくきます。

ですから、多少効率が悪くなったとしても、「モチベーションを保ち続けること」の方が重要だと、僕は考えています。

この観点からすると、問題を解いた印は「できなかった問題にバツ」よりも、「できた問題にマル」をつけた方が望ましいと言えそうです。

 

「飽き性」な社会人が勉強・独学を続けるためには?

 

僕は性格的に「飽きっぽい」ところがあります。

次から次へと新しいことに興味を持ち、あれこれ手をつけはするが、どれも中途半端なまま。ただ、裏を返せば「好奇心旺盛である」とも言えます。

 

この特性を、うまく独学に活かせないか。

そう考え、以下のアイデアを実行しつつ検証中です。今のところ、うまく行っていると思います。

「勉強に取り組みたいが、なかなか続かない……」と悩んでいる社会人独学者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

  • 1.学習テーマを1ヶ月ごとに変える
  • 2.休日は勉強しない
  • 3.「目標の7〜3バランス」を覚える
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【メモ】独学で歴史を学ぶとは何か。学者ではない僕たちができること

 

歴史学者は、普段、何をしているのか。 

「史料」を読んで、それが意味するところを解釈し、「過去の出来事」がどのようなものであったか推測する。

そして、自身の歴史観に基づいて「過去の出来事」を筋道の通った物語=「歴史」として描き出していく。

これが歴史学者の仕事なのだろうと思います。

(史料→過去の出来事→歴史)

 

僕たち独学者は、ここまでやれません。

独学で歴史を学ぶとは、結局、「歴史学者が書いた歴史を読む」ということ。

もちろん、自分で史料を読み始めてもいいのでしょうが、僕はそこまで取り組む時間的余裕がない。

ですので、「読書」を通じて「知識の消費」に徹することになります。

(歴史→読書)

 

では、歴史学者が書いた歴史を読んで、独学者は一体何を目指すのか?

(歴史→読書→???)

この問いについては、歴史学者よりもむしろ、実務家の方が書いた本が参考になりそうです。例えば以下のような。

 

大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)

大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)

 
世界史としての日本史 (小学館新書)

世界史としての日本史 (小学館新書)

 

 

どちらの本にも共通していたのは 「現在起きている出来事を、自分の頭で整理しながら捉えるために、歴史を参照する」という態度なのかな、と思います。

立脚点はあくまで「今・ここ」にあります。

とすると、歴史を学ぶということは単なる「知識」よりむしろ「生き方」の読書に近いスタンスなのではないか、と思われます。

(歴史→読書→生き方)

  

(読書における「知識」や「生き方」というスタンスについてはこちら)

www.redphos.com

 

よく生きるために、歴史を学ぶ。

また、ありきたりな答えになってしまいました。

しかし、必ずしも新奇なアイデアを生む必要はありません。

ごくありふれた考えを、自分自身の思考の結果として再確認することで、そのアイデアは真に自分のものとして身につくと思うからです。

これもまた、思考の機能の一つなのであります。

 

 

読書に臨む3つのスタンス+α

 

「趣味は読書です」という人は多い。

しかし、その人は読書に何を求めているのだろう。読書への取り組み方が一致していないと、同じ「趣味は読書」の人同士でも話が合わないかもしれない。

そこで、僕が思う「読書に臨むスタンス」を3つまとめてみた。

 

  • 1.知識を得るための読書
  • 2.娯楽のための読書
  • 3.生き方を考えるための読書
  • まとめ:本の「種類」ではなく「取り組み方」
  • プラスアルファ
    • 4.自分を誇示するための読書
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社会人が独学で歴史を学ぶメソッドの試案

  • 1.「関心」を養う:ゲームや小説、漫画の活用
    • (1)ゲーム
    • (2)小説や漫画
      • (ア)小説フランス革命
      • 長い余談:国民国家について
      • (イ) 小説十八史略
      • (ウ)虹色のトロツキー
  • 2.「定説」を知る:教科書や参考書を買い直す(H29.10.23加筆)
    • 教科書のコスパは最高
    • 参考書選びのポイント
    • 余談:「定説」の変化について

 

1.「関心」を養う:ゲームや小説、漫画の活用

「好きこそ物の上手なれ」はある程度の真理を含んでいると思います。

関心を持っているもの、興味のあるものに関する事柄は、すぐに記憶できるからです。

これは、脳の中の感情を司る部分「扁桃体」が、記憶を促進してくれるからだそうですが、勉強不足のため詳しいことはわかりません。

要するに、「面白い!」と思っていれば覚えやすくなる、というのは科学的にも根拠のある事実なのだそうです。

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最近の独学状況など

 

集中的なインプット中は、アウトプットに気持ちが向かない燐太郎(@redphos15)です。

とはいえ、これは初めてのことではなく、しばらくすれば自然と筆が進むようになることもわかっています。 

ただ、完全にストップさせてしまうと再開が難しいので、少ない時期でも週2回は投稿できるようにしたいなぁとは思っています。

  • 大航海時代=世界史の「起点」論
  • ウォーラーステインの「世界システム論」
  • 今後の独学のプラン
  • その他に最近買った本
    • なぜ学者の本を選ぶのか
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架空戦記「東インド大戦」終:滅亡する者、旅立つ者

 

一週間空きましたが、今回のプレイレポの最終回です。 

(スマホでは画像が見づらいので横向き推奨)

 

  • 1.厭戦気分と宇宙移民計画
  • 2.破壊される日本の都市
  • 3.日本とイギリスの滅亡
  • 4.宇宙船ウィリアム号、リフトオフ
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架空戦記「東インド大戦」4:割れゆく世界

 

(スマホでは画像が見づらいので横向き推奨)

 

  • 1.去る脅威、その行く先は 
  • 2.「大英同盟」による日本包囲網
  • 3.我らの進む道
    • (1)何もしない(中立外交)
    • (2)日本に非難声明を出す(日本包囲網に参加)
    • (3)イギリスに非難声明を出す(対英三国連合)
  • 4.東京、陥落 
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