どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、独学のアウトプット。現在は情報セキュリティの勉強中。

『〈自己発見〉の心理学』脳内の不適切な「文章記述」を改めよう


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蔵書整理を継続中。

www.redphos.com

 

本を手にとって、頭の中、心の中に受かんできたことのうち、「書きたいな」と思った内容を、メモ的にまとめていこうと思う。

今回のインスピレーションは、この本から。 

 

〈自己発見〉の心理学 (講談社現代新書)

〈自己発見〉の心理学 (講談社現代新書)

 

 

中学生の時に、初めて読んだ。実家の本棚にあった本の一冊。

タイトルを見て気になり、目を通したところ、有益だったのでずっと覚えていた。社会人になってから、自分の本として買った。

そういえば、人間関係の悩みを抱えていた同級生の女の子に貸してあげたこともあった。

 

この本はわかりやすく、日常的な悩みの解決に役立つ。

即効性もある。

悩んでいる人にはオススメしたい本の一冊である。

 

 

内容の紹介 

本の要旨を簡単をまとめてしまうと、

  • 「ねばならない」という思考が苦しみを作る

ということだ。

 

感情は思考の産物である。思考とは心のなかの文章記述である。ゆえに悩みがあるときは、悩みを生み出しているビリーフ(文章記述)を発見することである。(P21)

 

 僕たちは、物事をありのままに捉えているわけではない。

自分の頭の中にあるフィルター、すなわち「ビリーフ(文章記述)」を通している。

そのフィルターによって、時に、物事が自分にとって苦しいものとして現れてしまうことになる。

 

例えば、隣の席で怠けている人に対して苛立ちを感じたとする。

その時、頭の中には、

  • 人間は、一生懸命働かねばならない。

という文章記述がある。

 

これは一見、誰が見ても正しそうな文章記述だ。

しかし、その結果、周りの不真面目な人に対して苛立ちを覚え、自分の精神力を無駄に使っていたのでは、なんだかバカみたいだ。

 

こう捉えてみよう。

  • 人間は、一生懸命働いた方が良い場合が多い。

という文章記述に置き換えてみる。 

 

「〜ねばならない」が、何か人に強制してくるような記述だったのに対し、「〜の方が良い場合が多い」は、柔軟な捉え方になる。

すると、自然と不真面目な他人を許せるようになる。

 

 

まとめ

「最近、他人にイラつくことが多くなったなぁ……」

そんなときは「感情は頭の中の文章記述で決まる」ということを思い出そう。

もし不快な感情が生じたら、その感情の裏側にある「文章記述」を探してみよう。

そして、不適切な文章記述が見つかったならば、それを訂正しよう。

 

生きるのが少し楽になると思う。

 

 

今回紹介した本。

〈自己発見〉の心理学 (講談社現代新書)

〈自己発見〉の心理学 (講談社現代新書)

 

 

「ねばならない」思考の克服を対人関係に活用するなら、この本が良さそう。『〈自己発見〉の心理学』と同じ理論に基づいたメソッドが紹介されている。

改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために

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