どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、考えた事のアウトプット。

大学教育を活用できなかった後悔

大学教育の意味も価値も、ロクに理解しないまま、受験を単なる「偏差値ゲーム」と捉えていた。 例に漏れず、入学後は遊び呆けた。授業に出ないで、効率よく単位を取ることがカッコイイと思っていた。酒と麻雀の日々だった。 時には、言い訳がましく呟いても…

焦る独学者とシェアしたい聖書の言葉・「シラ書」より

お前のために定められていること、それを熟慮せよ。 ( 旧約聖書「シラ書〔集会の書〕第3章22節) 1 一人で黙々と独学に取り組んでいると、時々「自分の能力は低いのではないか……」「成長速度が遅すぎるのではないか……」と悩むことがあると思います。そ…

歴史を知ることは問題解決の「仮説づくり」に役立つ

現代の社会で起きている問題は、同時代を生きる我々の目には「これこそ新しい」と映ります。しかし、大抵の場合、現代の問題は真新しいものではなく、過去にも似たような事例が見られるものです。 一般に、人類にとって「完全に未知の問題」というのは、少な…

【メモ】ルーズリーフを使って創造力を高める勉強法(と銘打ってみる)

使う道具 精読したい本 ルーズリーフ 青色ボールペン 赤色ボールペン (場合によって緑色などのボールペン) ※(ボールペンの色は何色でもいいが、僕は「青-赤-緑」の順番が一番しっくりくる。黒色ボールペンは、読み返す時に文字が「主張してこない」のであま…

【メモ】ヨーロッパ近世史を学ぶ際のポイント

大前提 「領土」と「王家」はイコールではない →ヴァロア家がフランスを所有している、ハプスブルク家がオーストリアとスペインを所有している、など。 その後、ハプスブルク家の持ち物だったスペインが、ブルボン家(フランス)に移ったことに反対して、「…

【メモ】依拠すべき古典の選び方

「自分が依拠すべき古典を、どのように選びとるか?」 こんな問いを立てつつ、「古典」と呼ばれる作品をいくつか読んできた。 しかし、この問いは、方向性を間違えていたかもしれない。 つまり、自分が古典を選ぶのではなく、古典がこちらを選ぶのかもしれな…

予定通りには進まない読書と独学

2月と3月はブログをサボっていましたが、まあ別に仕事でも義務でもありませんから、よいのです。書ける時、書きたい時に、雑多に書いていこうと思います。 西部邁さんの『保守思想のための39章』を精読していく計画を2ヶ月ほど前に立てたのですが、 www…

偏りを恐れない

「どんな偉大な思想も偏っている」と読んだのは、いつのことだったか。確かにそうだ、と思った。「あれもこれも読まなければ」という気負いが薄まり、楽になった。 自分の思想の偏りを正そうと、さかしく計算して、あちらでは『論語』を読み、こちらでは『聖…

速読・多読ではなく熟読へ/本の選び方

速読は、基本的に読み返さない。印刷されている文字の形から、その意味するところをイメージとして読み取り、頭の中で次々と映像を流すように情報を処理していく。 これは、百マス計算を解いている時の処理に似ているように思う。 時間をかけない 直観的な処…

西部邁『保守思想のための39章』を少しずつ読んでいく

先日、評論家の西部邁さんが亡くなりました。 川に飛び込んだとのことです。最後の著書となった『保守の真髄』の中で示唆されていたことではありましたが、こんなに早いとは思っておりませんでした。 ご冥福をお祈り申し上げます。