どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、考えた事のアウトプット。

「Radiotalk」というアプリでラジオ配信を始めてみた

喋るのが苦手すぎて絶望した。 このままだと、子供と楽しくお喋りできないつまらないお父さんになってしまう。それは嫌だ。 そこで、何を思ったか「ラジオ配信」という修行を自己に課し、半ば強制的に喋りを鍛えることにした。 他に「落語を習う」なんて手段…

2018年の思い出ベスト3

第3位 ストラディヴァリウスのチェロを生音で聴けた 当方、趣味でチェロをやっている。ついでながら、当ブログの筆頭人気記事は、常に楽器に関する記事だったりする。 www.redphos.com 弦楽器奏者の末席を占める者として、「ストラディヴァリウス」は憧れの…

育児を体験してみて

独学している暇がない。 まあ、厳密に言えば空き時間はあるし、その隙間時間を使って資格試験等の「勉強」には取り組めている。しかし、まとまった時間が必要な「研究」や「思索」はできない。我らがちっちゃなゴジラくんは、腹減りゃ泣く、クソすりゃ泣く、…

『論語』の素読から中国語入門へ

独学の準備運動として、毎朝、20分程度の「素読」を行っている。 まあ、効果があるのかないのか、役に立つのかどうかもよくわからないけれど、朝からハキハキと声を出すのは気分がいいし、目も覚めてくるので、飽きずに実行している。 読む素材は時期によ…

読書観のパラダイムシフト

以前から気になっていた『読んでいない本について堂々と語る方法』を読んだ。 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/10/06 メディア: 文庫 この…

息子が産まれた

私事ですが……と書き始めてみたが、そもそもブログを書いて公開すること自体が「私事の極地」みたいなものなんだから、別にこんなこと書く必要もないな、と気づき、でもまあ、結局書いたまま残してみる。基本的には歯切れのいい文章を書きたいと思っているが…

気がつけば師走

あっという間に年末である。 11月はブログを書かなかったけれども、独学は継続していた。 この期間は、主に情報技術をテーマとして勉強を進めていた。その結果、いくつかの資格を取得した。 情報セキュリティマネジメント試験 Python3エンジニア認定基礎試…

ゆっくり読むこと

本を速く読みすぎるのが問題だ。 表面を撫でただけの「知識」では役に立たない。読んでいても、なんと言うのか、「作業」や「処理」になってしまう。それでも知的興奮は得られるが、心の深いところが変化していくような「対話」は訪れない。 紙面に現れてい…

本の重さの感じ方について

書店で手に取った本が、やたらとずっしり重く感じられたり、逆に、妙に軽く感じられることがありはしないだろうか。僕はたまにある。 平均的な本の重さは、既に体で覚えている。だから、本を手に取る時には、重さを何となくイメージしている。そのイメージの…

大作を読むコツ:『資本論』と『源氏物語』

1 佐藤優氏の影響を受けて、マルクス『資本論』を読んでいる。 資本論 (1) (国民文庫 (25)) 作者: カール・マルクス,岡崎次郎 出版社/メーカー: 大月書店 発売日: 1972/03 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (23件) を見る 文…

Civ5「アマゾンプラス」マップのプレイレポ

久しぶりにCiv5のプレイレポート。今回は「戦史風」じゃなくて、ざっくりと。 挑戦したのは「アマゾンプラス」マップ。その名の通り、一帯がジャングルになっているマップだ。陸上の行動が制約されるばかりでなく、都市周辺の開拓にも時間を取られることが予…

三木清曰く読書には2つの種類がある

1 独学の旅を始めるにあたり、僕は最初に読書術に関する本を色々と読み比べてみた。その理由として、佐藤優『読書の技法』の冒頭部を引用する。 なぜ、読書術が知の技法のいちばんはじめに位置づけられなくてはならないのだろうか。それは、人間が死を運命…

立ち読みした本をメモすると自分の関心が見える

衝動買いを防止する「メモ」 週に3度は書店に行く。立ち読みすると、すぐに欲しくなる。 そういうときは、まず書名をメモするようにした。スマホでぽちぽちやるのではなく、昔ながらの手帳とボールペンで、手間をかけて書く。ついでに、本の内容を軽くまと…

健康について学ぶための指針

デカルトは『方法序説』でこう書いている。 健康はまぎれもなくこの世で最上の善であり、ほかのあらゆる善の基礎である。というのは、精神でさえも体質と身体器官の状態とに多分に依存しているため、人間たちを共通に今までよりもいっそう賢明で有能にする何…

『日本でいちばんわかりやすいプログラミングのドリル』楽しく解いて学べるクイズ本

この記事は、2018年6月17日、プログラミング学習用に作った別のブログで書いたものですが、そちらを閉じたので、「どくどく記」本体で再掲することにしました。 プログラミング独学の状況 取り組んでいる本 現在(2018年6月17日のこと)プログ…

「どくどく記 2.0」のために

カテゴリに「体系化」を反映させた この記事で示した方針に従い、ブログのカテゴリを主要な6つのテーマに分けて整理した。 www.redphos.com 「読書と独学の記録」だけあって、テーマ「方法を探求する」に配置した「読書術」カテゴリの記事が一番多い。書く…

「エビデンスに基づく」の意味

今日も電車で『究極の食事』の広告を眺めていた。 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 作者: 津川友介 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/04/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る この本は、Evidence Basedすなわ…

電車の書籍広告に思う

1 ある電車の広告スペースに、新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』と津川友介『究極の食事』が掲載されていた。どちらも読んだが、良い本だ。 AI vs. 教科書が読めない子どもたち 作者: 新井紀子 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/…

読書・独学の方法をアップデート中

体系化の試み まず、自分の「読書・独学のテーマ」を6つに分け、体系として形成してみた。*1 6つのテーマとそこに内包される主な科目は以下の通り。 方法を探求する:思考法、論理学、読書術など 生存する:災害、犯罪、健康、新技術への適応など 世界を把…

食事における「不完全さ」との付き合い

食事にはこだわりたいと思っている。自分なりの「理想の健康的な食事」像も、一応ある。 しかし、先日の記事で取り上げたように、理想を100%叶えることは難しい。現実には様々な制約がある。 具体的には、①経済的な制約、②社交的な制約、そして③娯楽上の…

不完全さと、理想と

1 大体、完全な形を求めるから失敗する。 ブログを書くにしても、 「きちんと構想を練り、時間をとってパソコンの前に向かい、文章の構成を工夫し、投稿する前には何度も推敲を重ねて……」 なんてやろうとするから、続かない。僕のことだが。 このような書き…

独学の先に目指すもの:生存

1 独学者、書斎を見つける 独学者としての目下の悩みは「書斎がない」ということである。 必要なのは、良い椅子と、良い机。それから、良い照明に、良い音楽。そして大事なことだが、良い静寂。これらの要素を、我が家に求めることができない以上、外で確保…

大学教育を活用できなかった後悔

大学教育の意味も価値も、ロクに理解しないまま、受験を単なる「偏差値ゲーム」と捉えていた。 例に漏れず、入学後は遊び呆けた。授業に出ないで、効率よく単位を取ることがカッコイイと思っていた。酒と麻雀の日々だった。 時には、言い訳がましく呟いても…

歴史を知ることは問題解決の「仮説づくり」に役立つ

現代の社会で起きている問題は、同時代を生きる我々の目には「これこそ新しい」と映ります。しかし、大抵の場合、現代の問題は真新しいものではなく、過去にも似たような事例が見られるものです。 一般に、人類にとって「完全に未知の問題」というのは、少な…

難しい本はルーズリーフで読む

方法の対象となる本 難解な概念について説明している本を読む際に使用している。*1 体感している効果 難しい本の内容を、わからないなりに、記憶の中に取り込んでいける。知識として実際に使えるようになるまでには時間がかかるが、だんだんわかる部分が出て…

依拠すべき古典の選び方

「自分が依拠すべき古典を、どのように選びとるか?」 こんな問いを立てつつ、「古典」と呼ばれる作品をいくつか読んできた。 しかし、この問いは、方向性を間違えていたかもしれない。 逆だった。自分が古典を選ぶのではなく、古典がこちらを選ぶのかもしれ…

予定通りには進まない読書と独学

2月と3月はブログをサボっていましたが、まあ別に仕事でも義務でもありませんから、よいのです。書ける時、書きたい時に、雑多に書いていこうと思います。 西部邁さんの『保守思想のための39章』を精読していく計画を2ヶ月ほど前に立てたのですが、 www…

偏りを恐れない

「どんな偉大な思想も偏っている」と読んだのは、いつのことだったか。確かにそうだ、と思った。「あれもこれも読まなければ」という気負いが薄まり、楽になった。 自分の思想の偏りを正そうと、さかしく計算して、あちらでは『論語』を読み、こちらでは『聖…

速読・多読ではなく熟読へ/本の選び方

速読は、基本的に読み返さない。印刷されている文字の形から、その意味するところを「イメージ」として読み取り、頭の中で次々と映像を流すように情報を処理していく。 この処理は、百マス計算を解いている時のそれと似ているように思う。 時間をかけない 直…

西部邁『保守思想のための39章』を少しずつ読んでいく

先日、評論家の西部邁さんが亡くなりました。 川に飛び込んだとのことです。最後の著書となった『保守の真髄』の中で示唆されていたことではありましたが、こんなに早いとは思っておりませんでした。 ご冥福をお祈り申し上げます。 西部さんの著書は、5年ほ…