どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、考えた事のアウトプット。

1. 方法を探求する-読書の技術

読書観のパラダイムシフト

以前から気になっていた『読んでいない本について堂々と語る方法』を読んだ。 読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫) 作者: ピエールバイヤール,Pierre Bayard,大浦康介 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/10/06 メディア: 文庫 この…

本の重さの感じ方について

書店で手に取った本が、やたらとずっしり重く感じられたり、逆に、妙に軽く感じられることがありはしないだろうか。僕はたまにある。 平均的な本の重さは、既に体で覚えている。だから、本を手に取る時には、重さを何となくイメージしている。そのイメージの…

大作を読むコツ:『資本論』と『源氏物語』

1 佐藤優氏の影響を受けて、マルクス『資本論』を読んでいる。 資本論 (1) (国民文庫 (25)) 作者: カール・マルクス,岡崎次郎 出版社/メーカー: 大月書店 発売日: 1972/03 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (23件) を見る 文…

三木清曰く読書には2つの種類がある

1 独学の旅を始めるにあたり、僕は最初に読書術に関する本を色々と読み比べてみた。その理由として、佐藤優『読書の技法』の冒頭部を引用する。 なぜ、読書術が知の技法のいちばんはじめに位置づけられなくてはならないのだろうか。それは、人間が死を運命…

立ち読みした本をメモすると自分の関心が見える

衝動買いを防止する「メモ」 週に3度は書店に行く。立ち読みすると、すぐに欲しくなる。 そういうときは、まず書名をメモするようにした。スマホでぽちぽちやるのではなく、昔ながらの手帳とボールペンで、手間をかけて書く。ついでに、本の内容を軽くまと…

難しい本はルーズリーフで読む

方法の対象となる本 難解な概念について説明している本を読む際に使用している。*1 体感している効果 難しい本の内容を、わからないなりに、記憶の中に取り込んでいける。知識として実際に使えるようになるまでには時間がかかるが、だんだんわかる部分が出て…

依拠すべき古典の選び方

「自分が依拠すべき古典を、どのように選びとるか?」 こんな問いを立てつつ、「古典」と呼ばれる作品をいくつか読んできた。 しかし、この問いは、方向性を間違えていたかもしれない。 逆だった。自分が古典を選ぶのではなく、古典がこちらを選ぶのかもしれ…

速読・多読ではなく熟読へ/本の選び方

速読は、基本的に読み返さない。印刷されている文字の形から、その意味するところを「イメージ」として読み取り、頭の中で次々と映像を流すように情報を処理していく。 この処理は、百マス計算を解いている時のそれと似ているように思う。 時間をかけない 直…

2017年、買った本は170冊、費やした金額は20万円

久しぶりの投稿です。 蔵書リストの変化でわかったこと 以前に記事にしたことがありますが、僕は自分の「蔵書リスト」を作っています。 www.redphos.com 去年1月の時点では、蔵書数は確か130冊ほど。 この記事を書いている時点で、総数301冊まで増え…

読書に臨む3つのスタンス+α

「趣味は読書です」という人は多い。 しかし、その人は読書に何を求めているのだろう。読書への取り組み方が一致していないと、同じ「趣味は読書」の人同士でも話が合わないかもしれない。 そこで、僕が思う「読書に臨むスタンス」を3つまとめてみた。 1.…

『大人のための国語ゼミ』など。今週の立ち読み本のまとめ

今週も、本屋で立ち読みして気になった本をまとめていきます。 1.歴史系 (1)大航海時代の地球見聞録 通解「職方外紀」 立ち読みの魅力 (2)地中海世界とローマ帝国 2.勉強法など (1)大人のための国語ゼミ 文章の基本構造 (2)考える力を鍛える…

『社内政治マニュアル』など。今週の立ち読み本のまとめ

今週、本屋で立ち読みしていて気になった本をまとめていこうと思います。 1.歴史系 (1)「全世界史」講義Ⅰ 古代・中世編:教養に効く!人類5000年史 (2)逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (3)世界史 II──人類の結びつきと相互…

「読書カテゴリ」記事の書き方をメモしておく

読書カテゴリの記事数が10を超えたので、自分用のまとめとして、現時点での同カテゴリの記事執筆スタイルに関してメモしておく。 1.読み終えてすぐには書かない ある1冊の本の内容を「理解できた」と感じるのは、いつだろう。読み終わった直後には、完…

本を買いすぎる人のための「本の買い方」を検討する・2

前回の記事 www.redphos.com 必要な本はすでに持っている すでにたくさんの本を所有しているなら、おそらく、「新しく読んだ方がいい本」の数よりも、「再読したほうがいい本」の数の方が多いと思う。 本は、1度読んだだけではその内容をよく理解できたとは…

本を買いすぎる人のための「本の買い方」を検討する

積読者の悩み 僕は本を買いすぎる。 つまり、読みきれないほどの量を買っている。次から次へと本が増えるので、「積読本」が減ることがない。 「積ん読」状態が気にならない人もいるだろうが、僕の場合は、心の中で「やり残してる感」を抱いてしまい、あまり…