どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、考えた事のアウトプット。

本の重さの感じ方について

 

書店で手に取った本が、やたらとずっしり重く感じられたり、逆に、妙に軽く感じられることがありはしないだろうか。僕はたまにある。

 

平均的な本の重さは、既に体で覚えている。だから、本を手に取る時には、重さを何となくイメージしている。そのイメージの中には「この出版社の文庫は平均より軽い」という誤差も織り込まれている。

その上で、手に取った瞬間、違和感を認識することがある。つまり、「この本はなぜか見た目よりも重い(あるいは軽い)」という違和感を。

 

そして、重く感じる本は、自分にとって重要な本になることが多い。軽い本は、その逆だ。手に取ってみて「軽い気がする」と感じた本は、面白そうでも買わない。まあ、買うこともあるが、大抵はがっかりして終わる。(もちろん「軽いが良書だった」ということもある)

 

「重さの感じ方」が変化する現象は、あくまで僕の主観の中で起きるものだから、正体を突き止めるつもりはない。答えを得たとしても、それは個人的な妄想の域を出ない。

だが、このような非合理的な直観は、人生を面白くする。実際、自分にとって大切な本の何冊かは、「重さ」ゆえに出会った。今後も指標の1つにしていくつもりである。