どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、考えた事のアウトプット。

「エルピス知力トレーニング」の思い出

 

昨日、『KGBスパイ式記憶術』という本を買った。*1

KGBスパイ式記憶術

KGBスパイ式記憶術

  • 作者: カミール・グーリーイェヴデニス・ブーキン,岡本麻左子
  • 出版社/メーカー: 水王舎
  • 発売日: 2019/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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胡散臭さも感じるタイトルではあるけれど、中身はきちんとした「記憶術」の本である。「人間が記憶できる情報の数は7つくらい」という話は確か『記憶力を強くする』にも出てきたし、「情報はグループ化して覚える」という方法は、『直感力を高める 数学脳のつくりかた』などでも紹介されている。

 

『KGBスパイ式』の中に「シュルテ・テーブル」という訓練法が紹介されていた。

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同書、34ページ

 

このページを開いたときは本当に驚いた。なぜなら、僕はこの訓練をずっと昔にやっていたからだ。もちろん、ロシアのスパイとして訓練を受けていたということではない。

 

もう十何年前の話になるか、「エルピス知力トレーニング」という能力開発系のサイトがあった。いや、過去形ではない、今もある。グーグルで検索すれば、一番上に出てくる。

以下のリンクを参照してほしい。「シュルテ・テーブル」と全く同じゲームが、ブラウザ上で遊べるはずだ。

seoelpis.dip.jp

 

元サイトはこちらから飛べる。

seoelpis.dip.jp

 

まあ、中にはいかにも怪しい図像が掲載されていたりするし、「絵を見るだけで難病が治った!」などという法的に大丈夫か?と思わずにいられない文言が書いてあったりするし、最近では、トレーニングの内容を怪しい高額商材としてリメイクしていたりするので*2、抵抗のある人もいると思う。それに、肝心のトレーニングの方も果たしてどれほどの効果があったのか、自分ではよくわからない。

けれども、トレーニング法の1つが「シュルテ・テーブル」として本の中でも紹介されていることを思うと、まあ、全く無意味でもなかったのかもしれない。実際、「シュルテ・テーブル」のゲームで数回遊んでみると、頭の奥の方に心地よい疲労感が残るのがわかる。しっかりと脳を使っている証拠だ。

……そういえば、僕は昔から書籍の誤字脱字を発見するのが得意である。中学生の頃、確か「技術科」の教科書を開いた瞬間に誤字を発見して指摘し、先生を驚かせたことがある。これは数少ない特技と言えるかもしれず、その能力は「シュルテ・テーブル」で培われたのかもしれない。

 

世に出回る「脳トレゲーム」を有料で遊ぶくらいなら、僕としては、この昔ながらの風情が残るホームページを利用する方が良いと思う。無料だし。

 

*1:せっかく本を減らしたのにまた買っているあたりはご愛嬌である。

 

*2:と言いつつ僕は買った。まあ思い入れのあるサイトなので、応援したかった気持ちが大きい。