どくどく記 〜読書と独学の記録〜

読んだ本の記録と、考えた事のアウトプット。

2月4週の独学テーマと結果

 

 

素読『法句経』

法句経 (講談社学術文庫)

法句経 (講談社学術文庫)

 

 

引き続き継続する。

 

結果

おおむね毎日読んだ。本当に、この本は自分にとって必要なものを与えてくれる感じがする。人生の指針となる一冊なのかもしれない。

にわかに仏教への関心が高まったので、以前から気になっていた『大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか』を読んだ。大乗仏教は、ブッダの本来の教えとは異なったものに変質している。それはそれとして、人々を救う力のある宗教ならば良い、というのが著者の立場。僕も同感である。

ただ、個人的にはブッダの教えが前提とする「自力救済」というスタンスが肌に合っている。『法句経』もその系統だろう。

 

基礎知識「政治経済」 

金融史がわかれば世界がわかる[新版]: 「金融力」とは何か (ちくま新書 1260)

金融史がわかれば世界がわかる[新版]: 「金融力」とは何か (ちくま新書 1260)

 

 

2月までは生物と化学を続けるつもりだったが、飽きを感じてきた。

独学のコツは兎にも角にも「継続」である。だから僕は、1つの科目に飽ききってしまう前に、意識的に勉強する内容を変更するようにしている。

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で、「政治経済」ということなのだが、その中でも特に苦手意識の強い「金融」から取り組むことにした。

先日から読み始めた日経新聞、ここに金融の話が出ない日はない。また、ドルと人民元との「基軸通貨」をめぐる争いは、今後の米中関係を観測する上で必ず見ておかなければならないポイントの1つである。……などとわかったように書いているが、実際のところ何もわかっていないのである。これをわかるようにするために、勉強することにした。

 

上記の本については、書店で立ち読みして気に入ったので使うことにした。すでに目次暗記は小見出しも含めて完了している。

僕の場合、「歴史」と絡めた方が内容を頭に入れやすい。「化学」でもそうだった。その点でも、本書は効果的に使えるのではないかと思う。

 

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結果

不慣れな金融用語などが壁となって、なかなか進まない。いちいち「これってどういう意味なのか?」と考え込んでしまう。

「通貨の交換価値が下がると、金が流出する」というメカニズムの理解も難しい。ここでまとめてみる。

金本位制の下で、日本とアメリカが取引するものとする。

当初、「100ドル=金100ポンド=100円」とする。実際のレートとはかなり違うが、まあ理解のための単純化ということで。

この状態に、変化を起こしてみる。

国際貿易市場において、日本のものがあまり売れなくなったとする。どうなるかというと、日本円を使って支払いをする人が少なくなるから、日本円の需要が減る。市場原理にしたがって、為替市場では日本円の交換価値が下がる。

これまで100ドルと交換するのに100円出せばよかったのだが、200円出さないと交換してもらえなくなったとする。

「100ドル=200円」

そうすると、日本が100ドルのアメリカ商品を買う際には、これまで100円で買えていたが、今では200円かかることになってしまう。

ところが、金本位制の下では、決済に「金」を使うことができる。100ドル分の支払いをするのに必要な金の量は、100ポンドである。そして、100ポンドの金と交換するのに必要な日本円は、最初と変わらず「100円」である。だから、日本国内で100ポンド分の金を100円で買い、その金によって100ドルの商品を買えば、直接200円で買うより安く上がる。

・ドルと円を交換:100ドル=200円

・金を経由して交換:100ドル=100ポンド=100円

この場合、どう考えても金で支払った方がいいわけだが、そうなると日本国内からは金が出て行くことになる。

これが「通貨安で金が流出する」ということだろう。

まあ、自分なりにはわかったが、人に説明できるレベルではないな。

 

それから、ライトノベルの『狼と香辛料』が確か通貨の問題を取り扱っていたはずなので、息抜きになればいいと思って購入。結局読んでないけど。

 

語学①「TOEIC」 

CD-ROM付 2カ月で攻略TOEIC(C)L&Rテスト730点! (残り日数逆算シリーズ)

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引き続き、本書で勉強を進める。

目指すのは1日1課分進め、かつ以前の内容の復習もする、ということだが、どちらかといえば復習優先。

 

結果

ほぼ手付かず。試験勉強嫌いが発揮されてきている。

まあ、試験まで残り1週間なので、新しい範囲をやるよりは、解いた問題を復習することと、その範囲の単語を覚えること。

 

語学②「英文只管朗読」

中学版 速読英単語 高校入試突破のための必須1300語

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引き続き継続。

 

結果

こちらは気軽に取り組めるので、TOEICより優先してしまう。

今のところ、12周読んだ。

 

STEM①「機械学習」

正直、これを継続するのが苦痛になってきている。一時中断することを考えた方がいいかもしれない。

とりあえず、受講期限をさらに延長した。少しずつでもやっていこう。

 

結果

手付かず。そろそろ厳しいか?

 

STEM②「ちくま科学評論」

高校生のための科学評論エッセンス ちくま科学評論選 (単行本)

高校生のための科学評論エッセンス ちくま科学評論選 (単行本)

  • 作者: 岩間輝生,坂口浩一,関口隆一,吉田修久
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2018/11/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「基礎知識」の方で自然科学から離れてしまう代わりに、この本を読むことで理系方面への関心を維持する。高校生向けの科学入門書だが、大人が読んでも十分楽しめると思う。ユクスキュル「環世界」や福岡伸一「動的平衡」などの概念も登場する。

 

アインシュタインは「すべての科学的知識は、日常的思考の洗練されたものにすぎない」と言ったが、これを裏返せば、優れた科学的思考は思い込みで厚く固められた日常的思考に亀裂を入れるのである。新たな世界理解に道を開くということだろう。(同書、はじめに)

 

結果

手付かず。ちょっと手を広げすぎたかもしれない。